いい年して葬儀のマナーを全然知りません

現代社会において死というモノはあまり身近なモノではないということが出来ます。
勿論自殺者は増えているし、年間で1万人以上の人が交通事故で亡くなっています。
その他の事故や病気などで死亡する人が大勢いるのも現実です。

ですが核家族化し兄弟が減り、地域社会の付き合いも減ってお葬式に出る機会というのはやはり一昔前と比較すると少なくなったのではないでしょうか?
村社会で村の人が亡くなったら全員でお葬式の手伝いをするという事もなく、血縁関係者が少なくなれば同然血縁関係者の死に触れることも少なくなります。

その上私は幸運にも両親は健在で身近な人の死というのも学生時代に祖父の死があったくらいです。
だから30代半ばにして私は小学校の時に同級生の母親の葬式に行ったことと、祖父のお葬式に行ったこと、この2回しかお葬式を経験したことがなかったりします。

小学校の時は学校帰りにクラスメイトと一緒に先生の引率でぞろぞろ行った感じですし、祖父のお葬式も両親に連れられていったので学生だったし香典とかそういうのは全くやり取りしたことがないんです。

つまり香典ののし袋の書き方、相場、渡し方、さらにはお葬式の際の様々なマナーについてほぼ知らないといっても過言ではなりません。
お葬式なんて出席しないに越したことはないのですが、いい年して全く知らないというのは社会人としてどうかと思います。

今後お葬式に出る機会があった時にどう振舞っていいのかマナーが全然分かりません。
勿論葬儀のマナーなんかはネットなどに情報がありますが、焼き付き場の知識がどれだけ役に立つか、また全然経験がないからこそ身近な人の死にテンパッテしまってマナーどころの話ではなくなってしまいそうです。

今の時代にはそういう一般常識のマナーも学校で一通り教えて、模擬テストとかやってくれたらいいのにと思ったりします。


Related articles