生前に考える、両親の葬儀・自分の葬儀

両親が高齢になってくると、もしもの時…葬儀はどうしよう、と思うことがあります。
巷では葬儀にかかる費用は平均すると200万円程度というのをテレビで見たことがありますが、私は死者にそこまでかける必要があるのか疑問に思っています。死者にこれだけのお金をかけるのは日本くらいのものです。

お金がなければおちおち死ぬこともできません。
両親も身内だけで行うことを希望していますし、会社役員や社長など、要職に就いているわけではないのなら、盛大に行う必要はないと思っています。
幸いにして我が家では冠婚葬祭互助会に入会していますので、持ち出し費用は抑えられそうです。
また、最近は大手小売業者からも格安の葬儀プランなどが出ていて、価格がわかりやすくなってきているのは良いですね。

葬儀後、お墓を建てるとなると更にお金がかかってきます。
墓代の他に土地などの管理料も毎年代々永遠に払っていかなければいけません。そんな時に最近テレビやインターネットで見て気になったのが、お墓を建てずに納骨ができる家庭用の祭壇です。
これなら墓代や管理料などを気にすることもありませんし、お墓が遠くてなかなかお参りに行けない、墓の手入れをする人がいない、ということもなくなりますので、ぜひ検討したいです。
納骨の代わりにお骨でアクセサリーを制作するというものも登場し、現代の事情にあったスタイルが次々と出てきて、選択肢が広がってきたのは嬉しいですね。

s_010少し気が早いですが、自分の死後に葬儀をどうしてほしいか、ということを考えることがあります。
最近は「終活」が流行っていて、生前に書き残すことも多くなっているようです。
私自身は、葬儀自体はしてもらいたいとは思っていません。

身内や親しい人だけでお別れをする程度で良いと思っています。
また、お墓に入りたいという気持ちもなく、どこかへ散骨や自然葬をしてもらいたいというのが希望です。ただ、それも簡単ではない世の中ですので、今後の葬儀事情の様子を見つつ、ゆっくり考えたいと思っています。


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